基本データ型 (2/2)


True/False

true と false を表すために、 true, false が準備されていますが、 それ以外の値はすべて true として扱われます(参考)。 boolean に関係する関数としては論理演算や条件式 に加えて、 boolean? という真偽値に対してのみ true を返し、 その他には false を返す関数があります。 関連情報はこちらを見て下さい。

文字列: string

Scheme では、 " で囲まれた範囲を一つの string とみまします。 文字列の中で " を記述したい場合は \" と記述します。 以下は使用例です。 詳しい情報はこちら
> (define (foo x) (string-append "Merry Christmas, " x))
> (foo "Mr. Lawrence")
"Merry Christmas, Mr. Lawrence"

そのほか

実は、まだ触れていないデータ型としてシンボルやリストデータ構造、 ベクタ型があり、またその equality に関する手続きがありますが、 これは、 S 式(リスト構造) の時に説明します。

99.9.29/ Tomio KAMADA: kamada@cs.kobe-u.ac.jp