デバッガのすすめ
今回、gdb という debugger を使うのですが、UNIX で作業している人と Windows + Cygwin で
作業している人では、すこし環境が違いますので、個別に説明します。
というわけで、それぞれのページを見てください。
というわけで、とりあえずは、実際にプログラムの実行を追っ掛けてみましょう。
サンプルは、ピタゴラス数(a^2 + b ^ 2 = c^2 という自然数 a,b,cの組み合わせ)を求めるプログラムです(ソース)。
但し、コンパイルの際は、-g option をつけること。
こんな感じで、実行ファイル pytha (Cygwin なら pytha.exe)ができます。
gcc -g -o pytha pytha.c -lm
注目してほしいのは、
- while 文や if 文で、プログラム実行がどのように流れているか?
その際、i, j の値がどのように変化しているか。
必ず、i や j の値を確認してみましょう。
- 関数呼び出し関係を理解する。局所変数はどのように見えているか?
必ず、値を表示させてみること
です。
とりあえずは、このプログラム例を通して,
実行の様子を眺めることに慣れてください。
2001.11.04/
Tomio KAMADA: kamada@cs.kobe-u.ac.jp