課題 1 のおまけ


「さて課題 1 はつくった。でも、scheme なんて言語で書いたんじゃ、 結局普段は使えないね。つまらん。」というあなたへ。 でも、すこし付け加えると Windows Application にできるんです。

DrScheme には MrEd というgraphic tool kit がついています。 というより、DrScheme 自身も MrEd でつくられています。 でも、MrEd の世界は、オブジェクト指向なので、今回の関数型を教えるという 主旨からハズレるので教えません。 でも、すこしプログラムを書くとこんなものもできますよということですこし 紹介。


まずは、皆さんの完成プログラムの「最後」に 70行程度の プログラムを加えてみましょう(format にしたがって印字するために 30 行ぐらいで、GUI application の構築も30 行位)。 ただし、 モードの設定を変更して、 Full Scheme の MrEd にしておく必要があります。

実行してみると、Window が出てきて Windows application が動きます。 source program を指定して、assembled code を保存するファイル名を 指定すれば使えます。 source program の中身がこんな感じで、出力ファイルはこんな感じ

このままだと、いちいち scheme 処理系を立ち上げないと使えないですが、 menu bar の scheme の create launchar で、exe file をつくることができます (実際には、中で scheme を実行してくれるだけみたいですが)。 つまり、皆さんのプログラムが、 普通の windows プログラムのように exe file を double click すれば立ち上がるようになったわけです(こんな感じ)。
ちょっといい感じでしょう。



2000.12.12/ Tomio KAMADA: kamada@cs.kobe-u.ac.jp