> 3 3次に、積演算の評価。
> (* 3 4) 12 > (* 3 4 5) 60まず、気付いて欲しいのは Scheme を含めて Lisp の仲間は 前置記法(prefix notation)を用いています。 つまり、まず演算が来て、次に引数が来ます。 あと、この * 演算子のように 引数の数が可変なものもあります。
また、式の境界は(定数もしくは変数そのもので無い限り) "(",")"で表現されます。 定数や変数、関数名の境界については、 空白文字(改行を含む)の存在によって区切られます。 つまり、 x-3 などの変数名も存在するわけです。
ついでに述べておくと、 基本演算を呼ぶ時と関数呼出しの時とでは表記の上で差がありません。 つまり、関数 foo を呼ぶときも (foo 3 4) の様に表記します。
算術演算をいくつか組み合わせて使ってみるこんな感じです。
> (* 1 2 (+ 3 4) (* 8 7)) 784
算術演算の関連情報はこちら。
99.9.29/ Tomio KAMADA: kamada@cs.kobe-u.ac.jp