setup@甲南大演習室

甲南大演習室におけるセットアップ情報 (2023年10月更新)を共有します。

  • 注:現状、演習室にインストールされている VS Code + cygwin + debugger の組み合わせについて、皆さんの使いやすい設定をまだ見つけられていません。ご容赦を。(2023年10月17日)
    • コンパイルだけなら、下記設定で問題ありません。
    • 追加で、こちら同様に、settings.json に "terminal.integrated.defaultProfile.windows"も追加すると、cygwin 上でのプログラム動作までします。
    • ただ、デバッガとのやり取りでトラブルが解消できていません。

VS Code と settings

  • VS Code 自体は演習室にインストールされています。スタートメニューから探せばみつかります。
    • スタートメニューで cod とタイプしても出てきます。
    • 「メニューの表記が英語だー」って場合は、一度 VS Code を終了してから再起動すると、日本語になっているかと。
  • 演習室の環境設定上、VS Code 全体の設定ファイルが毎回初期化されてしまいます。
    • C:\vscode\settings\Usersettings.json に設定情報がおかれています。重要な設定をした後は、settings.json を J drive などにコピーして、毎回復元してつかうとよいでしょう。
    • vscode 起動時のお約束に手順を書いておきます。
  • C のプログラムを触っていると、C/C++ extension のインストールを推奨 (recommend) されますので、インストールしてください。python の場合も同様です。
    • この情報もログアウトすると初期化されるので、毎回インストールが必要になります
    • そんなに時間がかからないので、その都度インストールしておきましょうか。

vscode 起動前のお約束

毎回、各種設定が失われてしまいますので、J drive に設定を置いておいて、 毎回コピーして使う形になります。

J:\vscode_settingというフォルダを作成して、copy.batsettings.json をその中に廃止しておけば、毎回、copy.bat をダブルクリックするだけで、settings.json が指定された場所にコピーされます。

  • 注:
    • ファイルのダウンロード時 edge では警告がでます。演習室で動作させるには安全なプログラムですが。chrome なら、ダウンロード自体は怒られません。
    • ダブルクリックすると、Defender が警告してきます。「詳細情報」を確認すれば、実行できるようになります。

あと、VS Code に重要な設定変更をした後は、C:\vscode\settings\User\settings.jsonJ:\vscode_settings 以下に上書きコピーしましょう。

上記ファイルでは、以下のような作業をおこなっています。

  • copy.bat を実行すると
    • settings.jsonC:\vscode\settings\User にコピーし、
    • git の safe.directory 設定を追加する
    • cygwin64 関係の PATH 設定を追加する(cywgin gcc, gdb 利用者用)
  • settings.json でおこなっていること、
    • git の path, default directory の設定
      • この設定で、git repository は、J:\cygwin 直下に配置されるようになっています。
    • cygwin の場所の指定(gcc, gdb の場所を自動認識できるようになる)

git の設定

以下の手順では、J: drive 以下に J:\mingit を作成し、加えて、上記 J:\vscode_settingsも自動作成します。

J:
+ mingit        # mingit という git 環境が配置される
+ vscode_settings
  settings.json # 初期 mingit 設定。新しい settings.json をここに退避しておけば、毎回復帰できる
  copy.bat      # 上記 settings.json を C:\vscode\settings\User に復帰させる

以下は、初回のみ必要となる設定です。

  1. こちらをダウンロードしてください。chrome などのブラウザじゃないと、ダウンロードで怒られます。
  2. ダブルクリックで実行しようとすると、Defender に警告されます。詳細情報を確認すれば実行することができます。中身をみてもらったらいいですが、mingit などの ダウンロードと、圧縮ファイルの展開をおこなうだけのスクリプトです。
  3. 以下の処理が自動でおこなわれます。途中で失敗した場合は、再度実行してもらって大丈夫です。
    • mingit をダウンロードして、 J:\mingit に配置
    • J:\vscode_konan_setting を作成して、copy.batsettings.json の初期配置
  4. 初回手続きは、ここでおしまい。後は、上記vscode 起動前のお約束 を実行することになります。

加えて、git の場所の設定と、あと git が J drive のファイルを unsafe 判定するので、safe.directory 設定も必要です。 このあたりは、前述の vscode 起動前のお約束 でおこなっています。