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まずは、シンプルな File I/O の例を紹介します。(kobeU.cs.samplesIO.UseSimpleIO)

入力ファイルと出力ファイルをオープンし、
4KB 単位で入力ファイルを読み込んでは、出力ファイルに書き出す

だけのプログラムです。

try-catch については、次の例外で説明します。

private static void copyfile(String from, String to)
        throws IOException {
    /* FileInputStream作成, FileNotFoundException の可能性 */
    InputStream in = new FileInputStream(from);
    /* FileOutputStream作成, FileNotFoundException の可能性 */
    OutputStream out = new FileOutputStream(to);
    byte[] buf = new byte[BUFSIZE];
    try {
        while (true) {
            /* in から read。IOException の可能性 */
            int size = in.read(buf, 0, BUFSIZE);
            if (size < 0) { /* EOF なら、loop を抜けて */
                break;
            } else {
                /* size 分, out に出力。IOException の可能性 */
                out.write(buf, 0, size);
            }
        }
    } finally {
        in.close();
        out.close();
    }
}

使っているのは、

java.io.FileInputStream: java.io.InputStream の一種
- read() を利用
java.io.FileOutputStream: java.io.OutputStream の一種
- write(), close() を利用

です。

今回は、「ファイル名」を指定して、InputStream, OutputStream を作成しました。ただ、コンストラクタ情報を見てもらえば分かるように、java.io.File オブジェクトを元に生成することも可能です。

注:

プログラムでは、入力データには src/main/resources/samplesIO/sample.in を用いています。
- 以前、英語版wikipediaから、阪急六甲中心に大学の緯度経度情報を取得してまとめたものです。
一方で、出力ファイルはプロジェクト直下に作成されるようにしています。このプログラムでは sampleOut.txt というファイルが作成されます。ただ、新規ファイルが追加されても Eclipse などの処理系は気が付かないので、プロジェクト directory を右クリックして、リフレッシュ操作をしてください。

I/O 例外処理

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